啄木「ローマ字日記」を読む

 

西連寺 成子(さいれんじ しげこ)(著)

ジャンル 人文
内容 啄木23歳の春に“ローマ字”で書かれ、貧困、借金、放蕩、家族、自殺願望、書けない小説・・・、様々な想いが詰め込まれた「ローマ字日記」。漢字仮名交じり文での翻刻全文を掲載し詳細な注と解説で読み解く。またそれ以降の代表的な短歌、詩、評論、小説を解説付で併載し、「ローマ字日記」を経て変わった啄木の文学を見る。加えてユニークな啄木研究で知られる著者の論考「啄木と現代の若者」を付す。
価格(税込) 1,944円 体裁 四六判 並製 256頁
ISBN 978-4-905706-67-0 出版日 2012/4/12
社団法人日本図書館協会の選定図書に選書されました。

目次

  • 第一部 「ローマ字日記」を読む
    四月
    コラム「ローマ字日記をはじめるまで」「活動写真」「家族の扶養と生活の負担」
        「貧困と格闘する」「文字と文体」
    五月
    コラム「淫売婦」「小説と格闘する」「自殺願望」
    六月
    コラム「浪費」

    第二部 「ローマ字日記」以降の啄木
    啄木の短歌 〜「一握の砂」抜粋〜 解説
    啄木の詩 〜「呼子と口笛」他〜 解説
    啄木の評論 〜「時代閉塞の現状」〜 解説
    啄木の小説 〜「葉書」抜粋〜 解説
    啄木と現代の若者−−あとがきにかえて−−
    啄木年譜
    主要参考文献

著者紹介

西連寺 成子 (さいれんじ しげこ)

神奈川県生まれ。明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は日本近代文学。主にジェンダーの観点から石川啄木を研究。現在、明治大学兼任講師、日本獣医生命科学大学非常勤講師、国際啄木学会理事。論文に「啄木と活動写真−モダニズム前夜の啄木の映画受容−」(『国際啄木学会研究年報』第13号、2010年3月)など。

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インフォメーション

2012年5月20日付の「京都新聞」に書評が掲載されました。